今回は大分県立杵築高校で伐採作業を行いました。 とても歴史のある高校ですね♪毎年 高校の樹木剪定もさせて頂いていて 兄妹も卒業しているゆかりのある高校です。
今回は 敷地の境界にある 防風林や竹など 将来的に維持が難しいであろう樹木を伐採いたしました。 しかもとても古く大きな樹木ばかりで危険が伴う作業となりました。
この様に大型クレーンをつかい 隣の敷地を利用させてもらいながら進めて行きます。
こちらも交通量の多い道路際に生えていた 大きなイチョウの木です。電線も近く 枝が若干 干渉していた状況でしたが、小さく切断しながら進行していきます。 とはいっても直径1メートルはありました
今回のメインは この樹齢 2〜3百年の大きな楠木です! なんと直径2メートルもあり、大型のチェンソーをつかい伐倒しました。 まずは枝を一つ一つ吊るし切りして行きます。 下にはテニス部のコートやフェンス、倉庫などがあり 気安く落とす事が出来ないの状況。 ひと枝が1トンほどあります。
ようやく幹だけになりました。 しかしながら 重すぎてクレーンが吊れないため さらに短く切ります。
そして 最後の幹を伐採して行きます。 樹齢が古いので とても硬く 直径2メートルの大木は簡単には切れません! 何回も安全を確認しながら 回し切りをして行きます。 樹木の体積と比率を計算し、 約5トン。 大型クレーンでも距離が離れているので ギリギリ吊れる重さを狙って行きます。
うまく作業を終える事が出来ました。 計算した通り5トンあり 私自身もこんな巨木を伐採するのは初めてでしたが 良い経験が出来ました。 しかし伐採を終えると 少し寂しくなりましたが これも時代の流れなのか 感慨深いものも有りましたので。 きっといろいろな物語があっただろうと思います。 ありがとう